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5話写経

ルビィ「前回の!」

「「「ラブライブ!サンシャイン!!」」」

ルビィ「千歌さんからスクールアイドルの誘いを受けた花丸ちゃんと私」

千歌『2人が歌ったら絶対キラキラする!』

ルビィ「アイドルに興味がありながら、お姉ちゃんのことを気にする私のために、花丸ちゃんは――」

花丸『スクールアイドルになりたいんでしょ?』

花丸『だったら、前に進まなきゃ』

ルビィ「そして、花丸ちゃんも」

千歌『一番大切なのはできるかどうかじゃない、やりたいかどうかだよ!』

ルビィ「こうしてAqoursは、5人になった!」

 

 

善子「感じます。精霊結界の損壊により、魔力構造が変化していくのが」

(カワエエ)(堕天使様ーー)(楽しかったよ~)(また会いに来ます)(ヨハネ最高ううううう)(あやしすぎる)(今日もよかった)

善子「世界の趨勢が、天界議決により決して行くのが」

善子「かの約束の地に降臨した、堕天使ヨハネの魔眼が、その全てを見通すのです!」

善子「全てのリトルデーモンに授ける――堕天の力を!」

放送終了いたしました。

善子「…………フフ」

善子「……やってしまったぁあぁぁー!!!」

善子「何よ堕天使って!ヨハネって何!!?」

善子「リトルデーモン!?サタン!?いるわけないでしょう!?!?そんなもーーん!!!」

善子「もう高校生でしょ!?津島善子!!いい加減卒業するの!!」

善子「そう、この世界はもっとリアル。リアルこそが正義!」

善子「リア充にぃーーー、私はなる!!」

善子『堕天使ヨハネと契約して、あなたも私のリトルデーモンに……なってみない?』

善子「ぅはぁぁあなんであんなこと言ったのよぉ~~!学校行けないじゃな~い!」

 

OP

 

曜「ううぅ~ん……今日も上がってない……」

梨子「昨日が4856位で、今日が4768位」

曜「まあ、落ちてはないけど……」

ルビィ「ライブの歌は評判いいんですけど……」

千歌「それに新加入の2人もかわいいって!」

ルビィ「そうなんですか!?」

曜「特に、花丸ちゃんの人気がすごいんだよね!」

梨子「『花丸ちゃん応援してます』」

ルビィ「……♪」

花丸「……」

ルビィ「……?」

曜「『花丸ちゃんが歌ってるところ、早く見たいです』」

千歌「ね?ね?大人気でしょ?」

花丸「こ、これがパソコン!?}

曜「そこ!?」

花丸「もしかして、これが知識の海に繋がってると言う、インターネット……!?」

梨子「そうね……知識の海かどうかはともかくとして」

花丸「うわぁあぁ~!」

千歌「……花丸ちゃんパソコン使ったことないの?」

ルビィ「実は、お家が古いお寺で、電化製品とかほとんどなくて……」

曜「そうなんだ」

ルビィ「この前沼津行ったときも――」

花丸『こ、この蛇口、回すとこないずら』

水が出る

花丸『……ぅ、ぅわぁあ~!』

ハンドドライヤー

花丸『未来ずら!未来ずらよ、ルビィちゃん!』

ルビィ「――って」

花丸「触ってもいいですか!?」

千歌「もちろん」

花丸「うわぁあぁ……」

花丸「……?ずら!」

曜「うわっ」

千歌「あっ」

梨子「な、なにをしたの、いきなり」

花丸「え?あ……え?」

花丸「1個だけ光るボタンがあるなぁ、と思いまして……」

梨子「大丈夫!?」

曜「衣装のデータ、保存してたかなぁ……」

花丸「……マ、マル、何かいけないことしました……?」

千歌「はは……大丈夫、大丈夫……」

花丸「うぅっ……」

 

 

花丸「うわぁ~!こんなに弘法大師空海の情報が!?」

曜「うん。ここで画面切り替わるからね」

花丸「すごいずら~!」

梨子「もう、これから練習なのにー!」

曜「少しくらいいいんじゃない?」

千歌「それよりランキングをどうにかしないとだよね……」

ルビィ「毎年、スクールアイドル増えてますから」

千歌「しかもこんな何もない場所の――」

千歌「地味!アンド地味!アンド地味!……なスクールアイドルだし……」

梨子「あはは……やっぱり目立たなきゃダメなの?」

曜「人気は大切だよ」

千歌「何か目立つことか~……」

梨子「そうね~……」

梨子「たとえば、名前をもっともーっと奇抜なのに付け直してみるとか?」

千歌「奇抜って……スリーマーメイド?」

梨子「!?」

千歌「あ、ファイブだ!」

梨子「~~~!!///」

ルビィ「ファイブマーメイド……!」

千歌『私たちは――』

『『『ファイブマーメイドです!』』』

梨子「なんで蒸し返すの!?」

千歌「って、その足じゃ踊れない!」

梨子「~~!!」

ルビィ「じゃあ、みんなの応援があれば、足になっちゃうとか!」

千歌「わぁ、なんかいいその設定!」

曜「……でも代わりに、声が無くなるという……!」

千歌「ダメじゃん!」

梨子「だからその名前は忘れてって言ってるでしょ!?」

千歌「うわぁ~あぁ~あぁ~」

曜「悲しい話だよね~、人魚姫」

ルビィ「はい……」

花丸「……?」

梨子(ガヤ)「何を言ってるの!?だからそもそもあの名前はただの思いつきで……!」

千歌(ガヤ)「え、なんだっけ梨子ちゃん、な、スリー、スリーマーメイド……」

善子「なんでこんなところに先客が……!」

花丸「……善子ちゃん?」

善子「ずら丸!?……ささーっ……」

花丸「……?」

 

 

「コンビニ寄ってく~?」

善子「うぅ、いきなり屋上から堕天してしまった……」

花丸「学校来たずらか」

善子「うわぁあっ!?」

善子「……う、き、来たっていうか、たまたま近くを通りがかったから寄ってみたっていうか……」

花丸「たまたま?」

善子「どうでもいいでしょ!?そんなこと!!」

善子「……それより、クラスのみんな、なんて言ってる……?」

花丸「え?」

善子「私のことよ!『変な子だねー』とか!『ヨハネって何ー?』とか!『リトルデーモンだって!ぷふ!』とか!!」

花丸「はぁ……」

善子「そのリアクション、やっぱり噂になってるのね!そうよね、あんな変なこと言ったんだもん……終わった、ラグナロクよ……」

善子「……まさに、デッドオアアライブ!」引きこもる

花丸「それ生きるか死ぬかって意味だと思うずら」

花丸「……というか、誰も気にしてないよ」

善子「でしょー……?――え?」

花丸「ふふ、それより、みんなどうして来ないんだろうとか、悪いことしちゃったのかなって心配してて……」

善子「……ほんと?」

花丸「うん」

善子「ほんとうね?天界堕天条例に誓って、嘘じゃないわよね?」

花丸「?……ずら」

善子「――よっし!まだいける!まだやり直せる!今から普通の生徒で行ければ……!」

花丸「!?」

善子「ずら丸!」

花丸「!?な、なんずら……!?」

善子「――ヨハネたってのお願いがあるの」

 

 

「おはよー」「おっすー」

善子「……」

「……?」「……?」

善子(ふふ、見てる見てる。花丸の言ったとおり、みんな前のことは覚えてないようね)

善子(……よーし!)

善子「……おはよ?」

「「「お、おはよう……」」」

 

 

「雰囲気変わってたから、びっくりしちゃった」

「みんなで話してたんだよ?どうして休んでるんだろうって」

善子「ふふ、ごめんね。でも今日からちゃんと来るから、よろしく」

「こちらこそ!津島さんって……名前、なんだっけ?」

善子「え?」

「ひどいなー、あれだよー、あの……」

「なんだっけ?確か、よ、よ……よは……」

善子「っ!!」

善子「……よ・し・こ!私は津島善子だよ!」

「そ、そうだよね……」

善子「あ、あはは……」

ルビィ「津島さん、学校来たんだね」

花丸「ずら!マルがお願い聞いたずら」

ルビィ「お願い?」

花丸『監視?』

善子『そうなの。私、気が緩むとどうしても堕天使が顔を出すの。だから――』

花丸「――危なくなったら止めて、と」

ルビィ「堕天使が出ちゃう?」

善子「お、おほほ……ふぅ」

「津島さんって、趣味とかないの?」

善子「趣味?と、特に何も……」

善子(――いやこれは、クラスに溶け込むチャンス!?ここで上手く好感度を上げて――!)

善子「……う、占いをちょっと……」

「ほんとー!?私占ってくれる?」

「わたしもわたしも!」」

善子「いいよ!えぇーっと……あっ!今、占ってあげる、ね?」

「やったー!」

善子「……」バサッ

「――は?」

「――え」

善子「……これで、よし!」

善子「はい。火をつけてくれる?」

「……」「……」「……!?」

善子「――天界と魔界に蔓延る、あまねく精霊……煉獄に堕ちたる、眷属たちに告げます」

「……うぅ……」「……ひっ……!?」

善子「ルシファー、アスモデウスの洗礼者、堕天使ヨハネと共に!」

善子「――堕天のときが来たのです!」

「……」「……」

ルビィ「……!」

ルビィ「……?」

善子(やってしまったぁあぁぁー……!!!)

花丸「……」

 

 

善子「どうして止めてくれなかったのー!?せっかく上手く行ってたのにー!」

花丸「まさかあんなもの持ってきてるとは思わなかったずら……」

千歌「?」

梨子「どういうこと?」

ルビィ「ルビィもさっき聞いたんですけど――」

ルビィ「善子ちゃん、中学時代はずっと、自分は堕天使だと思いこんでたらしくて」

善子『天界より舞い降りしフォーリンエンジェル……堕天使ヨハネよ!みんな一緒に堕天しましょ?……ふふ』

ルビィ「まだその頃のくせが抜け切ってないって……」

善子「……わかってるの。自分が堕天使のはずなんてない、って……そもそもそんなものいないんだし」

梨子「だったら、どうしてあんなもの学校に持ってきたの?」

善子「……それは、まあ、ヨハネアイデンティティみたいなもので……あれがなかったら、私は私でいられないっていうか!――っは!?」

梨子「……なんか、心が複雑な状態にあるということは、よくわかった気がするわ」

ルビィ「ですね。実際今でもネットで占いやってますし……」

善子『――またヨハネと堕天しましょ?』

(千歌だけ目を輝かせる)

善子「――やめて!とにかく私は普通の高校生になりたいの!なんとかして!」

ルビィ「……」

花丸「ずら……」

千歌「……かわいい」

ルビィ「?」

花丸「?」

善子「え?」

千歌「――これだ!これだよ!」

曜「千歌ちゃん?」

千歌「津島善子ちゃん!いや、堕天使ヨハネちゃん!」

善子「……!?」

千歌「――スクールアイドル、やりませんか!?」

善子「……………………なに?」

 

Bパート

 

梨子「こ、これで歌うの……!?この前より短い……」

梨子「これでダンスしたら、さすがに見えるわ……」

千歌「だいじょぶー!」

梨子「そういうことしないの!!」

梨子「……はぁ。いいのかなあ本当に……」

千歌「調べてたら堕天使アイドルっていなくて、結構インパクトあると思うんだよね」

曜「確かに、昨日までこうだったのが――」

梨子「……」

ルビィ「……」

花丸「……」

善子「……」

曜「――こう変わる……!」

ルビィ「うぅ……なんか恥ずかしい」

花丸「落ち着かないずら……」

梨子「……ねえ、本当に大丈夫なの?こんな格好で歌って……」

千歌「かわいいねー!!」

梨子「そういう問題じゃない」

善子「そうよ、本当にいいの?」

千歌「これでいいんだよ!ステージ上で堕天使の魅力をみんなで思いっきり振りまくの!」

善子「堕天使の、魅力……?」

善子「……っは!ダメダメ、そんなのドン引かれるに決まってるでしょ!?」

千歌「大丈夫だよ!きっと――」

善子『天界からのドロップアウター……堕天使ヨハネ!堕天、降臨!!』

千歌「――わぁぁ……!」

善子「――大人気……!フフ……フフフ……」

千歌だけ目を輝かせる

ルビィ「協力、してくれるみたいです……」

梨子「しょうがないわねえ……」

 

美渡「よーしよーし、いい子だねー。……あ、来てたんだ」

しいたけ「……」

梨子「……!!」

しいたけ「……」

梨子「……!!!!」

 

梨子「ぃいやぁああー!!!!」

美渡「こら、しいたけー!」

千歌「梨子ちゃん?」

梨子「やめてー!!来ないでー!!!」

千歌「大丈夫?しいたけは大人し――ぶっ」

梨子「~~~!!!」

しいたけ「!!」

千歌「梨子ちゃん!?」

梨子「とおりゃあああーーー!!!」

「「「「「……おぉ、飛んだ……」」」」」

しいたけ「わん!」

梨子「――っ!」

「「「「「おぉ~!」」」」」

梨子「うぅぅ……!」

「おかえり……」

梨子「……ただいま……」

 

 

千歌「じゃあ、衣装よろしくね」

曜「ヨーソロー!」

花丸「じゃあマルたちも」

ルビィ「失礼します」

千歌「うん、じゃあねー!」

梨子「あいたたたた……」

千歌「あはは」

梨子「笑い事じゃないわよ!今度から絶対繋いでおいてよ!?」

千歌「はいはい、ふふふふ」

梨子「もう、人が困っているのがそんなに楽しい?」

千歌「違う違う、みんないろいろ個性があるんだなーって」

梨子「え?」

千歌「ほら、私たち始めたはいいけど……やっぱり地味で、普通なんだなーって思ってた」

梨子「そんなこと思ってたの?」微笑みつつ

千歌「そりゃ思うよー。一応言い出しっぺだから、責任はあるし……」

千歌「……かと言って、今の私にみんなを引っ張っていく力はないし」

梨子「……千歌ちゃん……」

千歌「でも、みんなと話して少しずつみんなのこと知って、全然地味じゃないって思ったの」

千歌「それぞれ特徴があって、魅力的で……だから、大丈夫じゃないかなって!」

梨子「……やっぱり変な人ね」

千歌「えぇ!?」

梨子「初めて会ったときから思ってたけど」

千歌「なーに?褒めてるの?けなしてるの??」

梨子「どっちも?」

千歌「なーにわかんないよー!」

梨子「とにかく、頑張っていこうってこと。地味で普通のみんなが集まって、何ができるか。ね?」

千歌「……よくわからないけど……ま、いっか」

梨子「ふふっ、うちまで競争!」

千歌「えっあっずるいー!ちょっと!あ、しいたけ!」

梨子「え!?」

千歌「うっそー!あははは!」

 

 

善子「はぁい!伊豆のビーチから登場した、待望のニューカマー、ヨハネよ!」

善子「みんなで一緒にー……堕天しない?」

「「「「「しない?」」」」」

梨子「…………やってしまった」

千歌「どう?」

曜「待って、今……」

千歌「!?うそ……一気にそんなに……!?」

梨子「じゃあ効果あったってこと?」

ルビィ「コメントもたくさん!すごい!」

(私は真ん中の子かな)(梨子ちゃん(ぼそっ))(花丸ちゃんかわいいぃぃぃ)(曜ちゃんかな)(みんなカワイイ、それでいいじゃない)

曜「『ルビィちゃんと一緒に堕天する!』」

花丸「『ルビィちゃん最高!』」

梨子「『ルビィちゃんのミニスカートがとてもいいです』……」

千歌「『ルビィちゃんの、笑顔を……』」(補完:ずっと眺めてたい)

ルビィ「いや~、そんな~」

 

ルビィ『ヨハネさまのリトルデーモン4号、く、黒澤ルビィです。一番小さい悪魔……かわいがってね!』

ダイヤ「……💢💢」

鞠莉「Oh!Pretty Bomber Head!」

ダイヤ「Pretty……!?どこがですの……!?」

ダイヤ「こういうものは……破廉恥というのですわ!!!」

千歌「いやー……そういう衣装というか……」

曜「キャラというか……」

梨子「だから私はいいの?って言ったのに……」

ダイヤ「そもそも、わたくしがルビィにスクールアイドル活動を許可したのは、節度を持って自分の意志でやりたいと言ったからです!」

ダイヤ「こんな格好をさせて注目を浴びようなど――!」

ルビィ「……ごめんなさい、お姉ちゃん……」

ダイヤ「……とにかく、キャラが立ってないとか、個性が無いと人気が出ないとか……そういう狙いでこんなことするのはいただけませんわ!」

曜「でも、一応順位は上がったし……」

ダイヤ「そんなもの一瞬に決まってるでしょう?試しに今、ランキングを見てみればいいですわ!」

曜「ふぅ……あっ!?」

1525→1526

ダイヤ「本気で目指すのならどうすればいいか、もう一度考えることですね!」

千歌「は、はい……」

善子「……」

 

 

千歌「失敗したなぁ~……」

千歌「確かにダイヤさんの言うとおりだね、こんなことでμ'sになりたいなんて失礼だよね……」

ルビィ「千歌さんが悪いわけじゃないです……」

善子「そうよ」

「「「……」」」

善子「いけなかったのは、堕天使」

千歌「え?」

善子「やっぱり、高校生にもなって通じないよ」

千歌「それは……!」

善子「なんか、すっきりした。明日から今度こそ普通の高校生になれそう」

ルビィ「じゃあ、スクールアイドルは?」

善子「うーん……やめとく。迷惑かけそうだし。……じゃあ」

善子「……少しの間だけど、堕天使に付き合ってくれて、ありがとね。楽しかったよ」

 

梨子「……どうして、堕天使だったんだろう」

花丸「マル、わかる気がします」

花丸「ずっと、普通だったんだと思うんです」

花丸「私たちと同じで、あまり目立たなくて」

善子「……」羽根を手放す

花丸「そういうとき、思いませんか?これが本当の自分なのかなあって。元々は天使みたいにキラキラしてて、何かの弾みでこうなっちゃってるんじゃないかって」

ルビィ「……そっか」

梨子「確かにそういう気持ち、あった気がする」

千歌「……」

曜「……」

花丸「……幼稚園のころの善子ちゃん、いつも言ってたんです」

善子『わたし、ほんとうはてんしなの!いつかはねがはえて、てんにかえるんだ!』

花丸『ずら~~!』

花丸「――って」

千歌「…………」

 

 

善子「……」

善子「……これでよし」

 

善子「……」ダンボールを捨てる

善子「……」

千歌「――堕天使ヨハネちゃん」

善子「え……?」

「「「「「スクールアイドルに入りませんか?」」」」」

善子「…………はぁ……?」

千歌「ううん、入ってください、Aqoursに!堕天使ヨハネとして!」

善子「何言ってるの?昨日話したでしょ、もう――」

千歌「いいんだよ、堕天使で!自分が好きならそれでいいんだよ!」

善子「……ダメよ。……っ」

千歌「あ、待って!」

善子「生徒会長にも怒られたでしょう!?」

千歌「うん、それは私たちが悪かったんだよ!」

千歌「善子ちゃんはいいんだよ、そのまんまで!」

善子「どういう意味ー!?」

「!?」

善子「あっ!っすいません!」

善子「しつこーーーい!!!!」

千歌「私ね!どうしてμ'sが伝説を作れたのか、どうしてスクールアイドルがそこまで繋がってきたのか、考えてみてわかったんだ!」

善子「っ……!もう、いい加減にして~!」

千歌「……ステージの上で、自分の『好き』を迷わずに見せることなんだよ!」

善子「はぁ……はぁ……」

千歌「はぁ……はぁ……お客さんにどう思われるかとか、人気がどうとかじゃない」

千歌「自分が一番好きな姿を、輝いてる姿を見せることなんだよ!」

千歌「だから善子ちゃんは捨てちゃダメなんだよ!自分が堕天使を好きな限り!」

善子「……」

善子「……いいの?変なこと言うわよ」

曜「いいよ」

善子「ときどき、儀式とかするかもよ」

梨子「それくらい我慢するわ」

善子「リトルデーモンになれって言うかも!」

千歌「それは……でも、やだったらやだって言う!」

善子「っ……!」

千歌「……」羽根を差し出す

善子「……!」

千歌「――だから!」手を差し出す

善子「……」手を取る

千歌「――あははっ!」

善子「……ふふっ」

 

 

ダイヤ「鞠莉さん!」

鞠莉「どうしたのデースか?」

ダイヤ「あのメールはなんですの!!?」

鞠莉「何って、書いてあるとおりデース」

ダイヤ「そんな……」

鞠莉「……」

ダイヤ「……嘘でしょう?」

 

ED